9月1日 防災の日にちなんで
以下は昨日8月31日17時18分頃の首都圏で起きた地震のデータである.
震源地
千葉県中部
発震時刻
2006/08/31 17:18:19.03
緯度
35.632N
経度
140.024E
深さ
76.6km
マグニチュード
5.2
明日が防災の日,すなわち1923年(大正12)9月1日11時58分に伊豆大島付近、相模湾で 発生した地震。マグニチュードは7.9の関東大震災から数えて今年で83年経ったのである.小生は地震が起きるといつも防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網にアクセスして上記のごとく地震のデータをゲットしている.さて同ホームページの研究成果の中で注目されているものの一つに,2006年1月の東海地域における移動性スロースリップ及び深部低周波微動 がある.この報告の作者は同研究所の研究員,小原一成先生であるが,先生はScience誌にNonvolcanic Deep Tremor Associated with Subduction in Southwest Japanという論文が掲載されたことで有名な先生である.小原先生はDeep Tremorすなわち深部低周波微動がモホ面[地殻とマントルの間の不連続面]に近い深さ30キロ付近,海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込む付近でおきていること.またこれは約数週間続くこと.南海ー東南海地域に観測できることと,この現象はスラブ(大陸プレートの下に沈み込んでいる海洋プレート)の脱水による液体生成が原因であることなど,同論文で明らかにした.地震の基礎的知識については,前述の防災科学研究所の地震の基礎のページにくわしく解説されている.
地震のことについてしらべているとひとつ妙なデータがあった.それは, 西南日本に発生する深部低周波微動の活動概況 (update : 2006/09/01)なかで,8月30,31日の東海地方の深部低周波微動の活動時間回数がやけに多いことである.前回2006年1月に活動が活発になったときも問題になっており.今後注目すべきデータではないのだろうか?深部低周波微動についてはまだメカニズムがはわっていないので,なんともいえないのだろうか?

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